福島市議会文教福祉常任委員会の行政視察で、千葉県の松戸市議会と小規模保育施設に行って来ました。
これは所管事務調査である「待機児童の解消に関する調査」の一環です。
千葉県松戸市では、「待機児童」の大部分を占める低年齢児の受け入れを進めるため、「小規模保育施設」の整備を進め、施設数は県下トップであり、また市内全23駅の駅前、駅ナカに整備するなど、利用者の利便性を考慮した施設整備等の実施による「保育施設受け入れ枠の拡充」を図るとともに、多様な「保育士確保策」、「保育士の業務負担軽減策」による「保育士の定着の促進」などを実施しながら、平成28年、29年の2年連続「待機児童ゼロ」を達成しています。
さらに、「やさシティ、まつど」をスローガンに「子育てしやすい街づくり」を市の最重要施策の1つに掲げ、「保育園の大幅新設」、「保育士確保に向けた市独自の取組み」、「幼稚園の積極的な活用」、「放課後児童クラブの充実」、「病児・病後児保育の充実」等、幅広い子育て支援を実施し、共働き家庭を応援する情報サイト「日経DUAL」と日本経済新聞社が共同で、全国主要162自治体を対象に実施した調査を基にした独自ランキング「共働き 子育てしやすい街ランキング」において「全国編第1位」という高い評価を受けています。
どの施策も待機児童の解消に向けた先進的な取り組みで、実り多い視察となりました。