福島市議会建設水道常任委員会の行政視察で、静岡県浜松市に行って来ました。
これは所管事務調査である「道路の効率的な維持管理・安全対策に関する調査」の一環です。
静岡県浜松市は市町村別の道路実延長が日本一であり、市民や企業と協働で道路の補修箇所や危険個所の把握を行っています。
具体的には、市民からの道路・側溝等の修繕箇所や災害時の河川・冠水等の情報を市へ通報する、浜松市土木通報システム「いっちゃお!」の運用を行い、企業と連携した市内の道路モニタリングプロジェクトにも取り組んでいます。
また、歩道橋にネーミングライツを導入したり、舗装維持管理ガイドラインを定めたりする等、先進的な取り組みを進めています。
さらに、土木部職員育成プログラムを策定し、人材育成にも力を入れています。
どの施策も市民にとって安心安全な道路環境の充実に向けて先進的な取り組みで、実り多い視察となりました。