福島市議会令和3年9月定例会議の本会議に出席しました。
本日は一般質問が行われ、5名の議員が登壇し、私も次の質問を行いました。
- 新型コロナウイルス感染症について
(1)重症化を防ぐ取り組みについて
①救急搬送中の患者の受入れが困難な事案について、本市が把握している他自治体の事例を本市の今後の対策も含めて伺う。
②自宅療養者の重症化を防ぐための各種取り組みについて、治療はもちろん、食事・買い物等の各種サポート体制も含めた本市の実施状況を伺う。
③ひとり親世帯の保護者が新型コロナウイルス感染症に罹患してしまった場合、本市が支援している内容を伺う。
④新型コロナウイルス感染症の患者が飼っているペットについて、飼い主の治療中に本市が支援している内容を伺う。
⑤厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」にも記載されているネーザルハイフローについて、本市が把握している市内での活用状況を今後の活用計画も含めて伺う。
⑥酸素ステーションの設置について、本市の見解を本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
⑦妊婦の方等へパルスオキシメーター(血中酸素濃度測定装置)を貸与又は配付することについて、本市の見解を本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
⑧パルスオキシメーターをIoT化することで自動通報や医療機関等との円滑な情報共有が可能となり、保健所の業務量軽減にもつながると考えられるが、本市が把握している事例があれば伺う。
⑨病床の使用率について、本市の今後の見通しを病床確保に向けた取り組みも含めて伺う。
(2)新型コロナウイルス感染症の拡大防止について
①本市窓口にリアルタイムに字幕を表示する透明ディスプレイであるシースルーキャプションズを導入することについて、本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
②来庁者数について、時間帯毎の想定を公表し混み合う時間帯を避けることを呼びかけることで、ある程度来庁者数が平準化されると考えられるが、本市の見解を本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
③本市職員のテレワークについて、これまでの実績を今後の計画も含めて伺う。
④東京都ではTOKYOテレワークアプリと呼ばれるアプリを提供し、テレワークの導入・実践に必要な情報を提供する等、他自治体では企業に対してテレワークの実施を呼びかけている事例もあり、感染拡大防止の観点から効果が期待されると考えられるが本市の見解を伺う。
⑤電子図書館を開設している自治体が増えてきているが、本市で開設することについて本市が把握している他自治体の事例も含めた見解を伺う。
⑥行政手続きのオンライン化の観点から、今後予定している新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を伺う。
(3)ワクチン接種について
①スムーズなワクチン接種の完了に向けた、本市のこれまでの取り組みを伺う。
②福島市新型コロナワクチン接種受診WEB予約システムではアクセスが集中しアクセスできない事象が何度か発生しているが、その原因を伺う。
③予約システムへのアクセス集中に備えるため、利用者の近くでデータを処理する技術であるエッジコンピューティングにてウェブコンテンツを効率的に提供する仕組みであるCDN(Content Delivery Network)を利用し、仮想待合室の分散や負荷に応じた処理用サーバの自動増設、そして予想待ち時間等の提供を可能とする予約システムの事例があることを踏まえた上で、本市予約システムの今後の改善策があれば伺う。
④聴覚障害のある方が福島市新型コロナワクチン接種受診WEB予約システムや電話を利用することができない場合、FAX等の手段が必要だと考えられるが本市の取り組み状況を伺う。
⑤④以外の視覚障害等、何らかの障がいのある方がワクチン接種の予約を希望する場合、本市が行っている取り組みを伺う。
⑥インターネットを利用することができない方がワクチン接種の予約を電話で行おうとした際、電話回線の輻輳や呼損率の上昇により電話を利用することができない事態に備えた、本市の対策を伺う。
⑦本市では福島市新型コロナワクチン接種受診WEB予約システムや電話予約を補うために各支所等で予約を受け付けてきたが、その取り組み実績を伺う。
⑧本市では予約不要なワクチン接種も行ったが、実施状況を課題も含めて伺う。
⑨ワクチン予約に関して、接種当日に予約したつもりがされていなかった方に対する対応を、本市が想定している原因も含めて伺う。
⑩スムーズなワクチン接種の完了に向けた、本市の今後の計画を伺う。 - DX(デジタルトランスフォーメーション)について
(1)システム開発や運用の委託について
①システム開発や運用を委託する際に、他自治体では情報処理技術者等の有無を選考基準にしている事例があるが、本市が把握している他自治体の事例を本市の状況も含めて伺う。
②システム開発や運用を委託した場合、本市が行っている成果物の各種テスト方法を伺う。
③情報セキュリティの観点から、各種システムの可用性・機密性・完全性は重要だが、それらを維持するために本市が取り組んでいる内容を伺う。
(2)本市のDXに関する取り組みについて
①今月1日にデジタル庁が創設され、我が国でもこれまで以上にデジタル化が促進される見込みだが、今後予定しているDXに関する取り組みをガバメントクラウドの活用も含めて伺う。
②行政API(Application Programming Interface)について、本市での活用・提供状況を、本市が把握している国のe‐Gov(イーガブ)ポータルで提供されている行政APIの内容も含めて伺う。
③デジタル・ディバイド(情報格差)の解消に向けたこれまでの取り組みを、今後予定している取り組みも含めて伺う。