福島市議会総務常任委員会の行政視察で、兵庫県神戸市に行って来ました。
これは所管事務調査である「災害時における市の役割・市民の役割に関する調査」の一環です。
兵庫県神戸市には自主防災組織である「防災福祉コミュニティ」が192地区で結成されており、この内約150地区で地区防災計画が作成されました。
また、防災訓練等は防災福祉コミュニティ全体で年間延べ1,000回を超え、地域の状況に応じた提案型の活動も多く行われています。
なお、防災福祉コミュニティの活動は、「防コミの歩き方」として市のホームページで公開されています。
さらに、近隣住民の先頭に立って防災活動を行うリーダーを養成する「市民防災リーダー研修」では年間約1,000名のリーダーが養成され、テキストは市のホームページで公開されています。
他にも、防災センターの施設を活用した防災体験学習や自由に見学できる防災展示室等、多くの取り組みが実施されています。
どの施策も災害時の被害軽減に資する先進的な取り組みで、実り多い視察となりました。

兵庫県神戸市防災展示室(福島市議会総務常任委員会の行政視察)
兵庫県神戸市防災展示室(福島市議会総務常任委員会の行政視察)

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